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灰釉飛鉋褐釉流筒花生
(かいゆうとびがんばかつゆうながしつつはないけ) |
琉球・壺屋窯 Ryukyu, Tsuboya ware
沖縄県 Okinawa prefecture
18世紀後半
口径13.3 高21.1 高台径10.0 最大径13.8
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胴部の中ほどに帯状に露胎部を残し、その上下には灰釉をかける。露胎部は飛鉋技法で刻み、その上に黒褐色の鉄釉を流し掛けして強いアクセントとなる。外方に折曲げた口縁部端は篦で押して波状に作る。高台内には雑に灰釉がかけられ露胎部もあるが、焼成時に敷いたモミガラ様の熔着が釉の部分にみられる。 |
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