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九州陶磁文化館名品図録
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佐賀県〜唐津焼
>> 象嵌雲鶴文大皿
013
象嵌雲鶴文大皿(献上唐津)
(ぞうがんうんかくもんおおざら けんじょうからつ)
肥前 Hizen
佐賀県 Saga prefecture
19世紀前半
口径32.4 高7.6 高台径14.2
内面を
印花
文と透彫で装飾した皿である。皿の内面を二重圏線で区画し、その間に透彫にされた雲と印花による鶴を、交互に5ヶ所ずつ配置している。さらに、その区画の外側(見込側)に如意頭文をめぐらしている。鶴と
如意頭
、二重圏線の内側にみられる小花文は、押印した後に黒土により
象嵌
されている。器表の透明釉には細かい
貫入
がみられる。唐津市唐人町に設けられた唐津藩の御用窯で焼かれた
献上唐津
と考えられる。
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