|
その一 とにかく足を運んで目と手で感じる。
良い器を選ぶには、なんといっても器を数多く見ることが大切。デパートや専門店など店によって品物の傾向は様々ですが、まずはあちこち足を運んでみること。そこで実際に器を手にとって眺め、重さや大きさ、厚み、手触りを確かめ、料理を盛ったところを想像してみましょう。
数多くの器と出会うことで、自分の趣味や欲しい物がはっきりとわかってくるはず。 |
その二 買う前にもう一度手持ちをチェック。
「素敵な器を手に入れたけど、手持ちの器としっくりいかない」なんてことにならないよう、今一度手持ちの器の傾向やサイズをチェックしよう。また使う頻度の高い器の形状やサイズを知っておけば、「衝動買いしたけど、使う時がなくてお蔵入り」なんてことも防げる。
少しづつ買い足して揃えていく際にも、計画性が出て良い買い物ができる。 |
その三 収納場所も考えて。
器のサイズも大事だけど、食器棚の幅や奥行きのサイズも知っておくと便利。また購入する前に収納スペースを確保しておこう。
棚に入りきれず、箱にしまっておくと取り出すのがおっくうになるもの。使用頻度が高いものほど、収納スペースにもこだわってみよう。 |
その四 欲しい器が見つかったら、じっくり観察。
欲しい器が見つかったら、まずはゆっくり観察してみよう。キズやゆがみはないか、重さは適当か、蓋の重なりはぴったりあっているか?一枚一枚点検をして失敗のない買い物をしたいもの。ただし手にとるときはお店の人にことわってから。
特に急須などは水切れなども要チェック。お店の人に尋ねてみよう。店によっては実際に水を入れて試させてくれるところもある。 |
その五 お店の人とコミュニケーション!
陶器、磁器、染付、赤絵、粉引、焼締め、織部・・と焼き物の種類の多さ、形の多様さに、つい迷ってしまう。そんな時は、店のご主人などに相談してみよう。そのやきものの特性や産地、使い方の注意点などを聞けば、買い物のヒントにもなるし知識も増える。
買った商品の名前や窯元、製造番号なども聞いておけば、後で買い足したい時に便利。 |