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灰釉藁灰流猪口付輪花皿
(かいゆうわらばいながしちょくつきりんかざら) |
肥後・小代窯 Higo, Shodai ware
熊本県 Kumamoto Prefecture
19世紀
口径26.5 高7.2 底径20.7
笹倉一男氏寄贈
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口縁部を外から篦で押さえて輪花形に作り、薄く灰釉をかけた上に濃い藁灰釉を流し、黄褐色の地に踊る軽妙な白を一種の文様とする。刺身皿としたものか、器に花形の猪口に茎か切り株のようなものを貼り付けており、盆石の風情をかもしだす。胎土はきめ細かな赤褐色で、平底の底部は無釉であり、大きな「の」字状の彫りが見られる。 |
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