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染付銀杏唐花文皿
(そめつけいちょうからはなもんさら) |
肥前・鍋島藩窯 Hizen, Nabeshima ware
佐賀県 Saga prefecture
1690〜1740年代
口径20.1 高5.2 高台径10.9
鹿島鍋島家コレクション
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幾何学的な唐花や有職文による複雑で厳格な文様は、格調高い鍋島ならではのものである。規矩正しく三方割に文様が配され、中央を白い環で引き締めている。環の中心と周辺の三方には、墨弾きにより白抜き文が描かれている。藍色一色により複雑で構成的な表現の粋が尽くされている。裏面三方に六つ玉の七宝文を描き、高台には櫛目文をめぐらす。 |
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