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陶胎染付花鳥文瓶
(とうたいそめつけかちょうもんびん) |
肥前 Hizen
佐賀県 Saga prefecture
1660〜90年代
口径4.1 高25.7 高台径10.7 最大径16.1
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陶器の土を使って成形し、外面に白い化粧土を塗り、その上に呉須で文様を描き、透明釉をかけて焼くと、胎土と釉の収縮率の差などから釉に貫入が走り、独特の風雅を醸し出す。本例は、釉下に白化粧土による刷毛目を表した地に、岩に梅樹・飛雲・飛鳥(ひちょう)を表す。1670年代以降は茶陶でない陶胎染付が多くなり、18世紀前半には波佐見町百貫窯をはじめ広く陶胎染付の日常食器碗が作られた。 |
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