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イメージ 伝統工芸唐津焼展
《場 所》
唐津市ふるさと会館アルピノ・ホール
(唐津市新興町2881番地1 電話0955-75-5155 JR唐津駅から歩いて1分)
《日 時》
平成14年9月19日(木)〜9月23日(月)
9:00〜18:00
《問合せ》
唐津市ふるさと会館アルピノ 電話0955-75-5155
唐津焼協同組合 電話0955-73-4888
(※詳細は各問合先へお問い合わせ下さい。)
イメージ 伝統工芸唐津焼展は、唐津焼協同組合の主催で行われる唐津焼の展示即売会です。毎年春と秋に開催されており、市価よりもお安くなっていることもあって、多くの唐津焼ファンで賑わいます。毎回テーマ展が開催され、同じテーマでも窯元によって色々な表現の作品を見るのも楽しいものです。もちろん展示作品もその場で即売されています。今回のテーマは「手技巧物・細工物展」と予定されているそうです。また同時開催として窯元市も開かれ、展示用の作品だけではなく日用食器など幅広い器が並びます。
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イメージ 唐津焼窯元は広い範囲に点在しているので、一度に見て回るのがなかなか大変です。伝統工芸唐津焼展では、唐津焼協同組合に加盟している窯元の作品を一堂に見ることができるお得なイベントです。様々な窯元の作品から自分のお気に入りがきっと見つかるはずです。
 また係りの方も唐津焼に詳しいので、訪ねたい窯元などがあれば相談してみるのもいいでしょう。
・唐津焼協同組合加盟の窯元についてはこちら:
唐津焼協同組合 電話0955-73-4888

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イメージ 唐津焼は古くから「一楽、二萩、三唐津」と言われており、日本三大茶陶のひとつ。起源には様々な説がありますが、室町時代末期から桃山時代にかけて焼かれ始めたようです。「唐津焼」という呼び名は、もともと佐賀県の西部から長崎県一帯で焼かれた陶器のことを指しています。これらの陶器が唐津港から出荷されたのが、その名の由来といわれています。
 唐津焼の魅力は粗くざっくりとした土味にあり、男性的な力強いイメージです。唐津焼には「絵唐津」「朝鮮唐津」「斑唐津」などの技法があり、特に「斑唐津」は酒器として人気が高いようです。

・唐津焼の歴史についてはこちら→
・唐津焼の技法についてはこちら→
・唐津焼に関するコラムはこちら→
周辺やきものスポット
■お茶わん窯通り
 伝統工芸唐津焼展の会場となっている唐津市ふるさと会館アルピノから歩いて6〜7分のところに、約250mほどの「お茶わん窯通り」があります。この通りにはおよそ5万枚の唐津焼の陶土でつくったタイルが敷き詰められ、その中の絵付けが施されている絵唐津のタイル415枚は中里太郎右衛門さんが直接絵付けをされたのだそうです。

■中里太郎右衛門陶房
photo「お茶わん窯通り」には中里太郎右衛門陶房をはじめ数件の唐津焼窯元が並んでいます。中里太郎右衛門陶房では、献上唐津が焼かれていた「御茶わん窯跡」が保存されています。また、陶房内には展示室もあり、中里家歴代の作品や発掘された古唐津を見ることができます。
初めて訪れる方は唐津市ふるさと会館アルピノ1階にて、観光マップの配布や案内がなされているのでご利用ください。
・御茶わん窯跡についてはこちら→
・中里太郎右衛門陶房についてはこちら→
・中里太郎右衛門陶房展示室についてはこちら→