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色絵芭蕉欄干文大皿
(いろえばしょうらんかんもんおおざら) |
中国・景徳鎮窯 China, Jingdezhen
1700〜40年代
口径32.3 高4.7 高台径17.8
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口縁部や区画の文様は、元来、明末の景徳鎮の染付鉢にみられた意匠から変化したものである。肥前・有田産で高台内に「元禄年製」銘をもつ同様の意匠の皿がある。元禄(1688〜1704)頃から金襴手様式の色絵を作るなかでうまれたものとみられる。外面の細かい花唐草文もこの頃の有田磁器にみられ、おそらく有田の輸出色絵の写しを景徳鎮で行った例の一つと思われる。染付素地に、赤・緑・黄・金などの色絵具で文様を表す。 |
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