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褐地色絵花蝶文碗・皿
(かつじいろえかちょうもんわん・さら) |
中国・景徳鎮窯 China, Jingdezhen
1680〜1740年代
(碗)口径8.6 高4.9 高台径3.5
(皿)口径13.1 高2.2 高台径7.4
山崎隆生氏寄贈
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中近東からヨーロッパでコーヒーや茶の飲用に、こうした碗と受皿のセットがさかんに求められるようになると、有田や景徳鎮で作られ輸出された。外側面に金銹色をした褐釉がかけられ、他は透明釉であり、高台内には二重圏線と花卉文の装飾銘はこの頃の景徳鎮や有田でしばしば用いられた。内外に赤・緑・黄・紫で花卉文が描かれ、見込には牡丹・菊と蝶が表される。 |
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