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染付椿鳥文大皿
(そめつけつばきとりもんおおざら) |
肥後・網田窯 Higo, Ouda ware
熊本県 Kumamoto Prefecture
18世紀末〜19世紀前半
口径30.0 高4.3 高台径16.8
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網田焼(宇土市網田)は、肥後藩が幕府献上の磁器生産をはかり、肥前国中尾山(長崎県波佐見町)の陶工を招いて寛政5年(1793)頃に開窯し、大正8年(1919)まで上質な磁器を焼いた。口縁部が垂直に立ち上がった大皿には、鮮明な呉須の青で尾の長い花喰い鳥が描かれている。高台内には染付銘(宇土郡網田山)と記し、ハリ目跡が6個残る。 |
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