トップ
>>
九州陶磁文化館名品図録
>>
佐賀県〜鍋島藩窯
>> 色絵桜樹文皿
104
色絵桜樹文皿
(いろえおうじゅもんさら)
肥前・鍋島藩窯 Hizen, Nabeshima ware
佐賀県 Saga prefecture
1700〜30年代
口径20.2 高5.8 高台径11.0
桜花はすべての線書きで表現され、線書きのみの赤が軽快さを生み、花の数が艶やかさを醸し出している。画面に桜樹をめぐらすこの構図は、
鍋島
の図案帳に同種のものがある。樹根の表現にも特徴があり、この種の表現は梅樹の場合も用いられている。裏は三方に七宝結び文を配し、高台には櫛目文を描く。七宝文は、六つ玉からなり、中心部の四つは重なりあうタイプである。
前の作品
次の作品
Copyright(C)2002 Fukuhaku Printing CO.,LTD
このサイト内の文章や画像を無断転載することを禁じます