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色絵龍文大皿
(いろえりゅうもんおおざら) |
肥前・有田窯 Hizen, Arita ware
佐賀県 Saga prefecture
1690〜1730年代
口径49.9 高8.6 高台径23.7
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見込に2匹の相対峙する龍、その周りに16匹の龍を表している。とりわけ内側面の龍は絡みあうかのように曲がった姿態をとっているので、グロテスクな印象を与える。この16匹の龍は相対峙する4匹の龍を途切れさせることなく巧妙に四方に描いたものである。裏文様は七宝・宝珠文が三方に配されている。高台内にはハリ目跡が2個残り、二重圏線がめぐらされる。有田町赤絵町遺跡から同類品の陶片が出土している。 |
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