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087 色絵柘榴花鳥文輪形水注 （いろえざくろかちょうもんわがたすいちゅう） 肥前・有田窯　Hizen, Arita ware 佐賀県　Saga prefecture 1700〜30年代 高25.9　最大径23.0×10.9　高台径15.0×9.3 江口茂氏寄贈 　非常に珍しい器形で当時の装飾技術を凝らした作品。型押しによる部分を組み合わせて成形。別に成形した花・鳥・柘榴を貼り付け、全体は木をかたどった輪形に作る。露胎部分の赤褐色の焦げと鉄泥の褐色と部分的な白化粧土によって樹木の表面状態を表現している。柘榴などには瑠璃釉と青磁釉が施されて、さらに色絵が加えられる。このような貼り付け装飾のある作品例はドレスデン磁器コレクションにもみられる。 前の作品 次の作品

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