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色絵瓢箪鯰童子置物(柿右衛門様式)
(いろえひょうたんなまずどうじおきもの) |
肥前・有田窯 Hizen, Arita ware
佐賀県 Saga prefecture
1670〜1700年代
高26.4 高台径13.3×6.3 最大径25.5×16.2
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童子が瓢箪で鯰を押さえつけようとしている姿は、「瓢箪鯰」の話からとられた題材と考えられ、要領を得ないとりとめのないという喩(たとえ)を意味する。各部分は型を用いて別々に成形され、それらを結合して一体化されている。鯰の底は中空で、体内に補強用の壁が3枚つけられている。全体に本焼きの焼成が甘く、釉に細かな貫入がはいり、その部分は薄茶色にみえている。 |
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