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色絵碁盤童子置物(柿右衛門様式)
(いろえごばんどうじおきもの) |
肥前・有田窯(南川原山) Hizen, Arita ware
佐賀県 Saga prefecture
1670〜90年代
高25.6 盤の径13.3×12.5 最大径16.7×15.5
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碁盤と童子の組み合わせで関連することと言えば、男の子が5歳になると成長を祝って行う髪削(深曽木)の儀式がある。また江戸時代の座敷芸に、人形を碁盤の上で操って踊らせる碁盤人形というのがある。この作品もこうした儀式や遊芸にちなんだ題材と考えられる。童子の背中には横長の赤い四角い布をさげたような絵付けがなされている。童子も碁盤も内部は中空であり、碁盤の方は内部に4本の柱で箱を支えている。 |
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