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色絵牡丹文大皿(青手)
(いろえぼたんもんおおざら あおで) |
肥前・有田窯 Hizen, Arita ware
佐賀県 Saga prefecture
1650年代頃
口径34.8 高7.4 高台径14.6
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青手古九谷と呼ばれてきたものであるが、青手は2種類に大別でき、本例は高台径の口径に占める割合が小さいこと、口唇部に口銹を塗らず白地のままにしていることなどが特徴であり、古い方のタイプに属する。古九谷様式中期に位置づけられる。外側面の地文様は唐草文かもしれないが細かい連続文を表している。高台内が白地の状態であること、底裏の福字銘も中期の特徴を示すものである。 |
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