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染付棕櫚文葉形皿
(そめつけしゅろもんはがたさら) |
肥前・有田窯 Hizen, Arita ware
佐賀県 Saga prefecture
1640〜50年代
口径16.0×13.5 高3.7 高台径9.9×8.4
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この小皿はタタラ成形、つまり板状粘土を型に押しあてて葉形(一部花弁形)に成形したものである。口縁部は五弁の花を入れた丸文を2ヶ所に描き、この傍に茎を交差させた棕櫚の葉を2枚描いている。また、四方襷文を地文とし、菊花・捻花・七宝繋を入れた丸文を描いている。外面は花弁や草花に虫を描く。高台外面は櫛歯文、高台内に圏線、また「太明歳成」の銘が書かれている。 |
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