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型紙刷毛目唐花唐草文大皿 (二彩手)
(かたがみはけめからはなからくさもんおおざら にさいで) |
肥前 Hizen
佐賀県 Saga prefecture
1610〜40年代
径45.6 高14.7 高台径13.0
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口縁部を鍔縁に成形し、端部は短く立ち上がり、上面には薄く緑釉が施されている。内面は、中心部および三方に鉄絵具で花付き三つ葵の外形を描き、緑釉を施している。また、三方に型紙を利用し藤と牡丹とみられる花文を、盛り上がった白化粧土で表している。唐津焼では17世紀前半に行われた例は少ない。高台畳付を除き、全面に透明の釉薬が施される。高台は2ヶ所で切られ、高台周辺に手跡が残っている。 |
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