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家系繁栄の願いがこもった「唐子」。 組み合わせ文の「山水楼閣。」 人物の文様では中国人が描かれていることが多いようです。これは国内で磁器が生産される時に中国磁器から模写することが多かったためであろうといわれています。 仙人や七賢人、唐子(からこ)などがよく描かれています。唐子は中国の子供が遊んでいる図で「家系繁栄」を意味し、古伊万里にも好んで描かれていました。また貿易が盛んになってくる1700年ごろには美人画が描かれ、1800年ごろにはオランダ人の文様が流行していました。 風景でよく登場するのは山水です。山や雲などといった自然が描かれており、人物・樹木・建物などと組み合わせる場合もあります。山水と建物が組み合わせてある文様を「山水楼閣(さんすいろうかく)」といいます。また雲と建物が描かれたものは「雲堂手(うんどうで)」といいます。 山水や建物のほかには流水や海、御所車、泊舟などがあります。 ■関連リンク やきものにみる文様・婦人図 ■関連リンク 展覧会レポート(2003)・やきものに描かれた人々 ■関連リンク 展覧会レポート(2004)・やきものに描かれた人物 ■関連リンク 九州陶磁文化館名品図録・色絵傘婦人文皿 ■関連リンク 九州陶磁文化館名品図録・染付山水楼閣文大皿 |
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