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色絵巴文碗
(いろえともえもんまかい) |
琉球・壺屋窯 Ryukyu, Tsuboya ware
沖縄県 Okinawa prefecture
19世紀前半
口径14.1 高7.1 高台径6.5
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1682年に統合されたという壺屋窯(那覇市)では、18世紀になると磁器風の陶器を作るために有色素地の上に白い化粧土を施す。この碗はその上に透明釉をかけて白色陶器を作り、それに赤・緑絵具で三方に巴文を描く。碗形、文様、色の使い方などすべてに中国・福建地方の磁器の影響が強くみられる。見込は蛇ノ目状に釉剥ぎし、高台にアルミナ砂を塗って直接重ね積み焼成している。 |
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