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緑釉掛分象嵌線文対瓶
(りょくゆうかけわけぞうがんせんもんついびん) |
琉球・壺屋窯 Ryukyu, Tsuboya ware
沖縄県 Okinawa prefecture
19世紀前半
口径2.3 高18.5 高台径6.0 最大径9.0
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鶴首形の瓶の胴部に白土象嵌で縦線文を表し、高台畳付付近を除き、透明釉をかける。この象嵌技法は19世紀になるとさかんになるようだが、薩摩焼の影響と思われる。上半部に施した銅緑釉は海鼠(なまこ)色に発色し、片面に厚く胴部に流れている。対瓶とは祭祀に用いられる左右一対の瓶の意であろう。 |
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