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染付鷺文三足付皿
(そめつけさぎもんみつあしつきさら) |
重要文化財
肥前・鍋島藩窯 Hizen, Nabeshima ware
佐賀県 Saga prefecture
1690〜1720年代
口径28.0 高8.5 高台径17.5
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染付による単色であるが、鷺を白く塗り残すことによって、白をもう一つの色として演出している。裏面は幅の広い蛇の目高台であり、高台縁には如意頭形の三足がつく。三足の畳付は施釉してあるため、浮かせて焼いている。蛇の目の部分は無釉であり、浮かせるために用いた窯道具の小さな熔着痕が外側に20個、内側には等間隔ではない熔着痕が14個残っている。裏面三方に木蓮かと思われる折枝文を描く。 |
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