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色絵梅花沢瀉文瓶
(いろえばいかおもだかもんびん) |
肥前・有田窯 Hizen, Arita ware
佐賀県 Saga prefecture
1650〜60年代
口径3.6 高27.6 高台径10.0 最大径14.8
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細首でらっきょう形の瓶。全体は赤絵具が支配的である。上絵の赤で大きく沢瀉文を描き、地紋は赤・緑・黄による梅花文と赤の条線で埋める。首部の肩に七宝繋文の帯を、また口縁近くと首の中央部に緑と黄色で連鎖文の帯を入れる。この作品は、かつては古九谷に分類されていたが、1671年銘の銀蓋付きの同様の文様をもつヨーロッパへの輸出品が英国で紹介され、有田製であることが理解されるようになった。 |
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