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色絵桜花文瓢形瓶
(いろえおうかもんひさごがたびん) |
肥前・有田窯 Hizen, Arita ware
佐賀県 Saga prefecture
1655〜70年代
口径2.7 高26.3 高台径8.1 最大径13.8
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いわゆる仁清手の色絵。仁清手とは17世紀後半に陶器の世界で一世を風靡した京焼の名工仁清の影響を受けたとみられる色絵磁器である。黒の輪郭線を引かずに萌黄のような明るい緑や青などで賦彩するのが特徴であり、それに金・銀・赤などを加えて上品で繊細な装飾に仕上げたもの。有田で金銀焼付けが行われた1650年代後半から70年代にかけて、この仁清手の色絵も作られた。口縁部は竹をかたどっている。 |
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