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待ちに待った有田陶器市!決戦の火蓋は切られた?!
有田陶器市初日の29日に出かけてきました!(1)

 いよいよ有田陶器市の開催!われわれうまか陶は、まず初日の朝一から有田入り。駐車場には、九州各県はもとより、名古屋や東京などの遠方からのナンバーの車もありました。朝8時半ごろとはいえ、通りに出ると、たくさんのお客さんでにぎわっているではありませんか!気になるお天気もまずまずの晴天であったこともあり、一日中多くの人で、有田は大賑わいでした。有田商工会議所の発表によると、この日だけで19万人の人出だったそうです。途中知り合いの窯元さんにお会いしましたが、「ここ最近では一番にぎわっているみたい」とのことでした。観光ツアー客も多く、海外からのお客さんも多く見られました。
 ずらりと並ぶ素敵なやきものを見ると、眠気眼もふっとび、お買い物参戦モードへ!今年もいい物が買えましたよ〜。詳細はお買い物レポートでご報告しますね。

 並ぶ並ぶ!人が並ぶ、やきものが並ぶ!「少し安くしてくださる?」、「ええい、初日サービス半額にするよ〜」こーんな言葉は、私も聞き逃しません。たくさんのやきものを見ることができるのもいいけど、お店の方とのやりとりも楽しまなくちゃ!このお店は小皿や中皿などが充実していて、お客さんがひっきりなしに出入りしていました。

 朝9時すぎ頃に、佐賀県警察音楽隊の皆さんによるパレードがありました。「しまったパレードが始まった!」とうまか陶スタッフ陣は、パレードの先頭を写真におさめようと、走る走る。途中、沿道のおばさんから「がんばれー、もう少しで先頭よー」と声援を受けて、恥かしいやら、嬉しいやら。この走りでかなりのエネルギーを消耗したのも事実…。

 青空と少しの風が気持ちいい一日でした。子供から、お年寄りまでたくさんの方がお買い物を楽しまれていました。でもちょっと気になったことが…。日傘を差している女性や、タバコを吸いながら歩いている方があり、この混雑では危ない気もしました。私もタバコが腕にあたりそうになり、ヒヤッとしました。こんなところで、根性焼きされるのもどうかと…。

 チビッコも朝早くからお手伝い。小学生のこの男の子は、お店のディスプレイを担当。ひとつひとつ丁寧に、箱から取り出し、並べていました。「ええと、青いのばっかり並べるんだっけ?あれ、大きいのが後ろで小さいお皿が手前だったかなー。」

 こちらは小学生の女の子チーム。器を新聞紙で包装するお手伝いをしていました。なかなか手際がよく、お皿を重ねる間に紙をはさんだり、器の大きさによって、新聞紙を切ったり。さすが有田の子!たいへんだろうけど、がんばってね!

 「クンクン。こっちがにおう!ご主人様、ここのお店がよさそうですよ。」かわいいワンちゃんがお買い物のナビゲーター。この後、ご主人様が品定めに入ると、ワンちゃんは退屈そうに、あっちを向いたり、こっちを見たり。鼻をぴくぴくさせて、次なる目的地を捜していたのかな?

 腹が減っては戦はできぬ!ファーストフードのお店も、どこも人気。ここの焼き鳥屋さんも、いい匂いが漂っていました。「とりあえず腹ごしらえと、いきますか!」、「だめだめー。今着いたばっかりじゃないの。お買い物レポートをしなくちゃ!」とはスタッフのやりとり。

 まちを挙げての陶器市体制。高校生も、駐車場の整理や、商店の販売のお手伝いにと大活躍していました。慣れない仕事をがんばっている制服姿を見ると、おもわず応援したくなります。女の子も一生懸命声を出して、呼び込みをしていました。

 素敵なやきものが並んでいるので、お土産も買っていきたいところ。ここの窯元さんでは、きれいにラッピングして、販売されていたので、このままプレゼントができます。透明な袋でラッピングしてあるので、中身も確認できて、手間もかからず便利。「会社の人に買って帰ろう。」と私の横で男性の方が、いくつかまとめ買いされていました。

 お巡りさんも大忙し。これだけの人ごみだと、迷子の数も結構あったようです。中には携帯電話で、場所の確認をしたり、待ち合わせをしたりする人も多かったようです。でも、ほんとにやきもの屋さんが続くので、初めての人には、マップを見てもわかりづらいかもしれません。

 ちょっと腰をおろして一休み、と思いきやマップを広げて作戦会議をする女の子たち。「こっちは行ったから、次はこの通りに行こうか?」、「あ、私ここの窯元さんに行きたいな。」あちこち眺めて、掘り出し物を発見するのもよし、狙いを定めてお目当て品をゲットするのもよし!とにかくお買い物パラダイス!

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