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撮影:藤本健八 |
伊万里 色絵桜花美人文髭皿
(いまり いろえおうかびじんもんひげざら) |
17世紀末〜18世紀前半
口径30.5 高さ6.9 高台径15.1 |
用途や機能が定かではありませんが、「ひげ皿」と言って珍重されています。当時、東印度会社の注文に応じて造られた、輸出伊万里の代表的な意匠です。絵模様は桜に美人、浮世絵、版画からヒントを得たもののようです。オランダの理髪店の目印とか、今でも看板の形とも言われますが、この皿は実用よりも飾り皿でしょう。上部に穴があり、紐を通して壁に掛け、髭剃りの受け皿にすると聞いています。真偽のほどは確かめておりません。江戸中期。 |
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