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三彩皿
(さんさいさら) |
肥前・長与窯 Hizen, Nagayo ware
長崎県 Nagasaki Prefecture
1790〜1820年代
口径18.2 高4.0 高台径10.6
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無釉のまま高火度で焼成したあと、低火度焼成の藍釉・緑釉・黄釉・透明釉が掛け分けられ、焼成時に熔融し合うことによって複雑な色調が生まれている。焼成が不足すると熔け合わず、焼成が過ぎると混じりすぎて色調が不鮮明になる。この製品はもっとも良好な焼き上がりといえる。素地は白い磁胎であり、透明釉をかけた部分が白くみえる。 |
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