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トップ >> 有田陶器市 >> 2005年・第102回 有田陶器市取材レポート >> 怒涛の散策日記(5) |
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![]() うまか陶スタッフ 有田陶器市 怒涛?!の散策日記 |
■5月4日(水) 五日目 晴れ 17万人の人出(有田商工会議所発表) |
お客も店も 腹が減っては 戦はできぬ 開催5日目、この日も前日に引き続き気持ちのいい晴天。私はというと、連日の陶器市疲れが…。なんて言ってはおられませんっ。朝のお客の出足は少しにぶかったものの、昼頃には通りも賑わいが増してきます。お友達ともバッタリ!何でもお弁当をつくってきたそうですが、どこか眺めのいいところで食べられないか場所を探しているとのこと。無料休憩所はいくつか点在していますが、のんびりお弁当という場所はなかなか少ない。 お弁当といえば、陶器市期間中コンテナをガラガラ言わせてメインストリートを移動するお弁当屋さんも、すでに名物風景?!もちろん一般客にも販売されますが、このお弁当屋さん、お店の方相手に商売されているんですね。陶器市期間中は、お店の方もなかなか席がはずせないし、お店の方の人数が多いところでも短い交代時間で食事をされるので、作ったり買いに出かけるのはなかなか難しいそう。 そこで、このお弁当屋さん登場!前もって、期間中のメニュー表を各お店に配って、予約を取られたり、またコンテナをガラガラいわせて、露店の主人にも「今日は焼き魚ですよ!どうですか?!」と声を掛けて周られます。 |
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初日の「朝粥」同様、食べたらその器もお持ち帰り。という楽しいサービス。1杯400円程度のコーヒーで、そのカップもお持ち帰りできるというというお店もありました。今年はいくぶんか、食事の出来るお店が増えましたが、そのキャパはまだまだ。せっかく食事に直結している器の祭典なので、食事と器を同時に楽しめる大きなイベントや会場があっても良さそう♪ またピンポイントで陶器市を回るお客さんが増えたことから、滞在時間を長くするためにも、食事の施設は必須となりそうです。バイキング形式で、料理も器も好きな物が選べるなんてあれば、大人も十分楽しめそうだなあ。 ![]() ちょっと係りの方に許可を頂いて、有田館の2階屋根上から、通りを撮影。います、います、人がいっぱい。でも皆さん、お店を眺めながら通りを歩いているだけで、お店の中まで入る人が少ないのです。これは初日からなんとなく感じていたこと。散策イベント気分で来られているお客さんが多いのか、それともお店の中まで入ってみようと思う魅力がないのかどうか…。 有田館を後にして、何軒かのお店や窯元さんにお話を伺いましたが皆さん「今年は買うお客さんが少ないね」・「買物袋を手にしている人が少ない」と、ちょっと肩を落としぎみ。 お客さんの「目的」が変化してきているのか、それとも「買うお客さん」を確保できないでいるのか…。明日の最終日に備えて、この日は午後3時ごろ早めに切り上げて帰りました。 |
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■5月5日(木) 六日目 曇りのち一時雨 12万人の人出(有田商工会議所発表) |
最終日 また会う日まで 陶器市![]() 例年は最終日ともなると、どこでも呼び込みが盛んで、売り切れ御免!の活気ある空気が漂うのですが、それもあまり見受けられず。呼び込み口上が楽しい名物主人がいる、JR上有田駅付近の露店も「あれ?!」というほど人がまばら。それでも午後になると徐々に各お店も、最終戦へと活気づいてきます。 |
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![]() 係りの人にうかがうと、小皿プレゼントは大人気で、もらった小皿で飛び入り参加するお客さんもいるとのこと。休憩時間が終わると、さっそくパレード再開。ここぞとばかりに、カメラ片手に踊り子さんたちを撮影♪ あんまり撮影に夢中になって期待していた小皿を貰い損ねた!ガーン(TT) 「お皿もらったよ!」とはしゃいでいる男の子に「ねえねえ、お姉ちゃんにも見せて」(笑) うー、このイベント来年もあるのかしら? |
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どこで入手?! イベント情報![]() 最終日は例年、お客さんの引き揚げが早いのですが、今年は14:00頃から引き揚げがはじまっていたのでは?!3:00すぎにはお店を片付けるところも出始め、あっという間に、人もいなくなり。あれだけの人の波は一体どこへ?!というように、いつもの静かな有田に戻っていくのでした。 |
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