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トップ >> 有田陶器市 >> 2003年・第100回 有田陶器市取材レポート >> 日めくり陶器市5/5 |
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■平成15年5月5日 天気:今日も晴れ♪ 泣く子も黙る最終日…だけど通りは子供の声で大賑わい ![]() 元気なのは子供たちだけじゃありません。最終日とあって、露店などのお店は値札をさらに赤札に書き換えたり、大声で呼び込みをしたりと大忙し!逆に今まで人気のあった窯元さんのお店やセレクトショップなどは、ちょっとお客さんが少なめでした。 不況の影響か?プロの大買出しが見当たらず。 有田陶器市というと一般のお客さんはもちろん、料理人や旅館・料亭などのプロの方も器の買出しにいらっしゃるのです。聞いたところによると、昔は旅館・料亭の女将さんが買出しに来ていたので、上品な和服姿の女性客があちこちで見かけられたそうです。そういや私の家族が青森旅行へ行った時、「旅館の器はぜんぶ有田焼だったよ。女将さんが毎年陶器市に買い付けにきているんだって」と言っていたのを思い出します。ところが、今年はこういったプロっぽいお客さんの姿をほとんど見かけませんでした。叩き売りやまとめ売りする最終日になっても、ほとんど見かけず。 やっぱり不況が影響しているのでしょうか。とはいっても、今回の有田陶器市は過去最高の人出で、期間中累計132万人の人が訪れたのでした。私たちはメインストリートから少し離れた、南川原通りや黒牟田応法通りにも行ってみることに。この二箇所は老舗の窯元さんがあるので、ご存知の方も多いでしょう。さすがにこの二つともメインストリートとは客層が違い、ほとんどの人が「ここが目的」といった感じで、直接窯元さんの前に車をつけてという感じ。某有名老舗窯元さんの駐車場では、高級車ばかり!ひえー、軽自動車は私達だけでした!期間中の早い時期にはかなり混雑していたそうですが、最終日とあって黒牟田応法通りは若干人が少ないように感じました。 腹が減っては戦はできぬ?!見たい・食べたい・楽しみたい! ![]() 今回の陶器市を密着取材して強く感じたのは「客層」の変化とそれにともなった「ニーズ」の多様性。あきらかに昨年とは違う傾向だったのではないでしょうか。有田陶器市はすでに「陶器市」にあらず、「一大GWイベント」になりつつあります。「有田焼」を核にして、次の101回目をどんなに楽しむことができるのか、ワクワクしてきます。行ったばっかりなのに、もう来年が待ち遠しいうまか陶スタッフなのでした! |
5月3日へ |
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