ぐい呑成長日記 読者のぐい呑成長日記
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■私の一品
田中佐治郎先生作 ぐい呑と徳利
10月28日(日)
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昨日、以前から妻が板皿が欲しいと言っていたので、出かけてきました。
約30センチぐらいの長皿で両端が少しせり上がった青唐津。見込みにはグリーンの釉薬がたっぷりとかかっていました。妻はこのグリーンの色が気に入ったようでした。さて、この皿でどんな料理が出てくるのか楽しみです。
ところで、斑のぐい呑みは先週書きましたように、釉薬との境目の土に赤い線のような変化が少しずつ広がってきています。ぐい呑みに日本酒を注いでみると、ゆったりと揺れる酒のゆらぎに、少し青みを帯びた見込みの底部分は湖の底を見るような、奥深さを感じます。そして、肴を食べながらこのぐい呑みの酒を飲む楽しさは至福。
聞くところによると、マイぐい呑みを常に携帯している方もいらっしゃるということですが、何だかわかる気持ちもします。ひょっとすると数ヶ月後には私も持ち歩いているかもしれないと思えるところがすでにはまり込んでしまっているのでしょう。