ぐい呑成長日記 読者のぐい呑成長日記
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■陶芸祭スタッフより
ぐい呑成長日記に読者の方が飛び入り参加です。
ハンドルネーム鬼板さんとはある個展でお会いしました。偶然にも「インターネット陶芸祭」を見ていただいているとのことで、やきもの収集が趣味とのこと。話がはずみ、今回成長日記にご参加いただくこととなりました。
鬼板さんの日記は不定期更新となりますが、皆さんの応援をよろしくお願いします。

■参加読者・鬼板さんより
5年前に定年で職を辞してから悠悠自適(?)の生活を送っています。
子供二人は独立して、今は妻と二人でのんびりと暮らしています。
2年前、友人に勧められて唐津焼を集めるようになりました。
まだまだ素人ですが、私の一品を皆さんにも是非ご覧いただきたいと思い、臆面もなくスタッフの方に頼み込んでみたところ、快く掲載させていただけるようになりました。

■私の一品
田中佐治郎先生作 ぐい呑と徳利
8月31日(金)
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本当は私は下戸です。1、2杯でもほろ酔い気分で、すぐに酔いが回ってしまい、知らぬ間に寝込んでしまうことがあります。
しかし、このぐい呑を手に入れてからは、ぐい呑の風情が実によく、しばし眺めいってしまいます。
庭に面した座敷に広い卓があり、その上に徳利とぐい呑、そしてちょっとした肴を置くと、得もいえぬ風情があります。
酒は地酒を、肴は前海物。
しかし同じ酒でありながら、このように味が違うとは不思議というほかありません。
ほかのぐい呑で飲むとどーんと腹に入っていくのですが、この斑唐津のぐい呑で飲むと、まるで山奥で清らかな湧水を飲んでいるかのような錯覚を覚えます。