トップ >> ザ・コレクション >> 戦時中に製造された陶磁器製品(4)・陶貨幣 |
≪その4≫ |
実際には流通しなかった 陶貨幣 |
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終戦近くになってくると従来の金属による貨幣の製造ができなくなってきます。その代替として陶貨の試作が瀬戸・京都・有田で行われました。有田では造幣局の要請で一銭陶貨を試作しています。 有田ではボタンや記章を陶磁器で作る技術を使って陶貨が作られたそうですが、これには大阪の造幣局から貨幣プレス機が届かなかったからという逸話があります。結局は製造が間に合わず、発行を見合わせているうちに終戦を迎え、廃棄命令を受けて陶貨幣は流通しませんでした。 |
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資料提供先
■有田町歴史民俗資料館 佐賀県西松浦郡有田町391-1 電話0955-43-2678 |
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