ぐい呑成長日記 読者のぐい呑成長日記
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■私の一品
田中佐治郎先生作 ぐい呑と徳利
11月12日(月)
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 先週、福岡の星野村でイベントが開催されていましたので、ドライブがてら出かけてまいりました。知り合いのお茶屋さんでおいしいだご汁と、これもおいしい星野茶に満足して窯元に足を延ばしてみました。山の中腹にある窯元では櫛目という珍しい技法に、杉を使った緑の釉薬が胴部に、見込みには藁灰釉がかかった、一見武骨に見えるようで、しかし繊細な表情が覗える湯飲みを妻が買いました。私もぐい呑みを見てみましたが、生憎好みのものが見つからず店を後にしました。
先週から、徳利に酒を一合ほど入れて熱湯につけ、ぬるい燗で頂いています。購入した当初はぐい呑みも徳利も斑の釉の色は同じでしたが、久々に並べてみますと少し徳利の色がくすんだ感じになってきていますし、土見せ部の色が赤っぽくなってきています。ぐい呑みの方は見込みに数カ所黒い斑が出てきていますが、他の個所の色の変化はないようです。