|
|
撮影:藤本健八 |
柿右衛門 染付鮎文皿
(かきえもん そめつけあゆもんざら) |
18世紀初期
高さ3.1 口径19.3 |
柿右衛門系には染付の製品に、実に線書の美しい、奇智に富み、構図の優れたものがあり、一見して有田内山、外山のそれと区別できる格調を保っています。この鮎絵の七寸皿も同様で、円形の枠内に動的な三匹の鮎がよく収まっています。図柄の構成、薄ダミともに申し分のない出来です。皿の縁は濃い鉄錆釉を施し、引締っています。裏面は繋ぎ唐草文で、底部の中央には角福字文の落款があります。江戸中期。 |
前の作品 |
次の作品 |
|
このコーナーは財団法人田中丸コレクションにご協力いただき作成されています。
このサイト内の文章や画像を無断転載することをかたく禁じます。 |
|