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撮影:藤本健八 |
柿右衛門 色絵団龍文陶板
(かきえもん いろえだんりゅうもんとうばん) |
17世紀後期(延宝5年(1677)以前)
縦25.1 横23.3 |
延宝5年に建立されたと伝えられる京都西本願寺の転輪蔵内の腰瓦にはめ込まれた陶板と同種の作風のものです。制作年代の明らかな作品の少ない柿右衛門にとっては、下限を推定できる貴重な資料です。中央に赤で円窓を表し、中に龍文を描いています。裏面には染付で「松浦郡有田皿山土肥源左衛門作之」と記してあります。源左衛門は三代柿右衛門夫妻の墓碑を建てた施主で鍋島藩士です。 |
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