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田中丸コレクション名品図録
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唐津焼
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k-022
撮影:藤本健八
三島唐津立鶴文大平皿
(みしまがらつたちづるもんおおひらざら)
17世紀
口径38.4 高さ6.0 高台径14.4
三島唐津というのは唐津焼のうち、素地がまだ軟らかいうちに、スタンプのようなもので凹ませて、その上から白土を塗り、透明釉を掛けて焼くという技法です。
長寿を表す鶴に細やかな暦手文、2種の花文、雲文を組み合わせたもので、ハレの席で使われたものです。しっとりと落ち着いた褐色に、白い文様が映える大皿です。
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