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■吉田おやまさん陶器まつり

《場 所》
肥前吉田焼窯元会館とその周辺窯元
藤津郡嬉野町大字吉田丁4525-1 電話0954-43-9411 嬉野ICより車で約10分
《日 時》
平成22年4月2日(金)〜4月3日(土)
《問合せ》
吉田おやまさん陶器まつり実行委員会 
電話0954−43-9411
嬉野町観光商工課 電話0954-42-3210
(※詳細は各問合先へお問い合わせ下さい)
 吉田おやまさん陶器まつりは、吉田おやまさん陶器まつり実行委員会主催で開催される肥前吉田焼の窯元市です。「陶器まつり」の会場である嬉野町吉田皿山では、吉田焼をPRする様々なイベントが催され、県内外から訪れた人たちで賑わいます。イベントのメインとなるのは、やはり各窯元の展示即売コーナー。

 この窯元市は、毎年多彩なイベントやプレゼントが実施されるので家族連れに人気です。例年、各窯元が掘り出し物を販売する窯元テント、絵付け体験等が開催されています。期間中の4/4〜4/5には同市内のイベント「うれしの茶ミット」も開催されており、あわせて行ってみてもたのしいかも。

 肥前吉田焼は天正5年(1577)磁鉱石の発見によりはじまったと言われており、400年の歴史を持っています。明治時代には「精成社」が設立されますが、肥前吉田焼は時代の不況の波に翻弄されることになります。戦後はふたたび国内での市場拡大に励み、今にいたっています。 現在では30軒ほどの窯元が活躍しており、磁器や陶器の日用食器の生産が行われていたり、人形やオブジェが生み出されたりと、バラエティ豊かなやきものを見ることができます。
■窯元めぐり
 吉田おやまさん陶器まつりのメイン会場となる肥前吉田焼窯元会館周辺には、たくさんの窯元があります。期間中は窯元の店先で掘り出し物などが販売されます。窯元によっては工房の見学が可能なところや、ろくろ体験が可能なところもあります。肥前吉田焼窯元会館でもらえる、窯元案内のマップパンフレットを片手に訪問してみてはいかがでしょうか。
●嬉野温泉
 嬉野に来たらぜったい外すことのできないのが温泉。嬉野温泉は肥前風土記(713年)に「東の辺に湯の泉ありて能、人病を癒す」と書かれている、歴史ある温泉なのです。泉質は食塩含有炭酸アルカリ泉で、無色透明のなめらかな湯ざわり。別名美人の湯とも呼ばれ、風呂上りにはしっとりツヤツヤのお肌になります(ホント)。江戸時代には長崎街道の宿場町として栄え、現在も全国からの温泉ファンで賑わう町です。窯元市で歩き疲れたら、一風呂どうぞ。
・嬉野温泉についてのお問合わせはこちら:嬉野温泉観光協会 電話0954-43-0137
●嬉野茶
 嬉野で忘れてはならないのがお茶。全国に名をはせる嬉野茶は独特の香ばしさがある「釜炒製玉緑茶」とあっさりした風味の「蒸製玉緑茶」の2種類が人気です。町を歩けばいたるところにお茶の販売店があります。目先を変えて嬉野茶をつかったクッキーなどのお菓子や、ボディーソープなどの化粧品もお土産に喜ばれそうです。ボディーソープはお茶の香りでやすらぐ、オススメの品です。
●温泉湯豆腐
 温泉湯豆腐は、温泉の街らしい名物料理。温泉の湯で作られた豆腐を、さらに温泉の湯でお鍋にします。温泉のアルカリ成分と、豆腐のにがりがうまく作用して、トロリとした味わいになるのだとか。あっさりとした味わいでいくらでも食べれそうなお鍋です。嬉野町内の温泉旅館やお食事処でいただくことができます。持ち帰り用の豆腐と温泉パックを販売しているショップもあります。春風をかんじながら、トロリとした温泉湯豆腐で、トレビア〜ン。
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