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■唐津焼テーマ展

《場 所》
唐津市ふるさと会館アルピノ・ホール
(唐津市新興町2881番地1 電話0955-75-5155 JR唐津駅から歩いて1分)
《日 時》
平成18年 5月1日〜5月5日
《問合せ》
唐津市ふるさと会館アルピノ 電話0955-75-5155
唐津焼協同組合 電話0955-73-4888
(※詳細は各問合先へお問い合わせ下さい。)
 伝統工芸唐津焼展(唐津焼テーマ展)は、唐津焼協同組合の主催で行われる唐津焼の展示即売会です。毎年春と秋に開催されており、市価よりもお安くなっていることもあって、多くの唐津焼ファンで賑わいます。毎回テーマ展が開催され、同じテーマでも窯元によって色々な表現の作品を見るのも楽しいものです。
今年のテーマは「碗・カップ展」。
もちろん展示作品もその場で即売されています。

 唐津焼窯元は広い範囲に点在しているので、一度に見て回るのがなかなか大変です。伝統工芸唐津焼展では、唐津焼協同組合に加盟している窯元の作品を一堂に見ることができるお得なイベントです。様々な窯元の作品から自分のお気に入りがきっと見つかるはずです。展示会には作家の方も会場にいらっしゃるので技法の話を聞くこともできます。また、会場となっている唐津市ふるさと会館アルピノ2階にも常設展示場があり、ここも見逃せません。湯呑み等の日用器からお茶道具までの幅広い品を展示即売しています。展示場係りの方も唐津焼に詳しいので、訪ねたい窯元などがあれば相談してみるのもいいでしょう。
・唐津焼協同組合加盟の窯元についてはこちら:唐津焼協同組合 電話0955-73-4888

 唐津焼は古くから「一楽、二萩、三唐津」と言われており、日本三大茶陶のひとつ。起源には様々な説がありますが、室町時代末期から桃山時代にかけて焼かれ始めたようです。「唐津焼」という呼び名は、もともと佐賀県の西部から長崎県一帯で焼かれた陶器のことを指しています。これらの陶器が唐津港から出荷されたのが、その名の由来といわれています。
 唐津焼の魅力は粗くざっくりとした土味にあり、男性的な力強いイメージです。唐津焼には「絵唐津」「朝鮮唐津」「斑唐津」などの技法があり、特に「斑唐津」は酒器として人気が高いようです。
・唐津焼の歴史についてはこちら→
・唐津焼の技法についてはこちら→
■お茶わん窯通り
 伝統工芸唐津焼展の会場となっている唐津市ふるさと会館アルピノから歩いて6〜7分のところに、約250mほどの「お茶わん窯通り」があります。この通りにはおよそ5万枚の唐津焼の陶土でつくったタイルが敷き詰められ、その中の絵付けが施されている絵唐津のタイル415枚は中里太郎右衛門さんが直接絵付けをされたのだそうです。
■中里太郎右衛門陶房
 「お茶わん窯通り」には中里太郎右衛門陶房をはじめ数件の唐津焼窯元が並んでいます。中里太郎右衛門陶房では、献上唐津が焼かれていた「御茶わん窯跡」が保存されています。また、陶房内には展示室もあり、中里家歴代の作品や発掘された古唐津を見ることができます。初めて訪れる方は唐津市ふるさと会館アルピノ1階にて、観光マップの配布や案内がなされているのでご利用ください。
・御茶わん窯跡についてはこちら→
●唐津曳山土人形
 唐津の祭りといえば、勇壮な唐津くんちが有名です。残念ながら11月に開催されています。唐津くんちの主人公である豪華で勇壮な曳山をおみやげにいかがでしょうか?この曳山を象った土人形は外国の方にも喜ばれているのだそうです。唐津のお土産屋さんや唐津市ふるさと会館アルピノでも買うことができます。
●呼子の玄海物
 唐津周辺のうまいものはなんといっても玄海の魚介類。定番なのですが、これをオススメしないわけにはいかないくらい、本当においしいのです。ちょっと早起きをして唐津市街から車で約30分ほどの呼子朝市がオススメです。呼子朝市は「日本三大朝市」のひとつで、地元の人だけではなく多くの観光客で賑わいます。イカをはじめとする新鮮な魚介類がたくさん道沿いに並びます。
・呼子朝市についてのお問合わせはこちら:呼子町商工観光課 電話0955-82-3011
●松露饅頭
 甘党には是非味わっていただきたい松露饅頭。これは日本三大松原のひとつ「虹の松原」の松露の形にそっくりな小さなお饅頭です。薄くて柔らかく、ちょっと香ばしい皮の中に、なめらかな漉し餡がたっぷりと入っています。JR唐津駅内のショップでお求めいただけます。
●玄海漬・松浦漬
 お酒大好きの方にはコレ!玄海漬または松浦漬と呼ばれている唐津の珍味は、くじらの軟骨を酒粕に漬け込んだものです。コリコリした歯ざわりとコクのある風味は酒のつまみにピッタリ。唐津焼の酒器を片手に一杯!唐津のお土産店やデパートなどで購入できます。うまか陶スタッフも大好きです。
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