佐賀やきものロード

窯元紹介

有田焼
(順不同)

窯元へ訪問される際には、事前に連絡をとっておでかけ下さい。
窯によっては工房の見学などができない場合があります。ご注意下さい。

作品写真
■琥山窯 こざんがま
代表者写真
展示場 有(窯元に隣接・販売可)
 小野祥瓷さん
【所在地】 藤津郡嬉野町下宿乙223-1
【電 話】 0954-42-0118
【交 通】 長崎自動車道嬉野ICから車で3分
【駐車場】
【店休日】 日祝日
特 徴  青、黄の色鮮やかな釉薬の下から黄金の彩りが見えかくれする「釉裏金彩」、格調高い文様の「金襴手」の技を受け継ぎ、新鮮華麗な色絵磁器を作り出しています。独自の新しい手法を用いてつくられた釉裏金彩の作品は、6回も炎の中をくぐった末に深く澄んだ色が生まれます。釉裏金彩は金箔で模様を付けた上に釉薬を掛け、金襴手は金箔を表面に直接のせて文様をかたどる技法。表現の違いこそあれ、どちらも金の持ち味が十分に発揮された魅力のある作品です。

作品写真
■岳窯 だけかま
代表者写真
展示場 有(窯元に隣接・販売可)
 照井一玄さん
【所在地】 西松浦郡西有田町下本村
【電 話】 0955-46-3376
【交 通】 JR有田駅から車で8分
【駐車場】
【店休日】
特 徴  有田焼に魅せられ、東北は岩手からやって来た照井さんの作品から感じ取れるのはふるさとへの思い。ふるさとの雪を懐かしむ思いから取り組んだ「雪白釉(せっぱくゆう)」はつや消しの白で、故郷の真っ白な世界が表現されています。雪のような白磁、氷のような青白磁を表現手段として、「波」「流れ」「渓流」「水中」など「水」をテーマにした切れ味のよい造形の作品を作り出しています。他にもミカン灰の透明釉を使った白磁に、彫り込みと青磁釉の重ね掛けをした、涼しげな作品もあります。

作品写真
■青木龍山窯 あおきりゅうざんがま
代表者写真
展示場 有(窯元に隣接・販売可)
 青木龍山さん
【所在地】 西松浦郡有田町外尾山
【電 話】 0955-42-3272
【交 通】 JR有田駅から車で2分
【駐車場】
【店休日】 日祝日
特 徴  九州で唯一の日本芸術院会員の青木龍山さんは、黒色を基調とする天目釉の美しさを追及する陶芸家。その作品には格調、気品があり、たくましさ、強さがあります。天目にも様々ありますが、ここでは鉄が基礎。黒だけでは面白みに欠けるので、鉄砂釉、銀砂釉、青釉で色の変化が付けてあります。大らかな形の中に大自然、宇宙までを包み込むような感じがする豊シリーズは、これまでの仕事の中で重要な成果の一つ。豊かな量感とどっしりした安定感を持つフォルムには、自然を師と仰ぎ、感動を焼き物に表現する作者自身の人柄が現れています。

作品写真
■井上萬二窯 いのうえまんじがま
代表者写真
展示場 有(窯元に隣接・販売可)
 井上萬二さん
【所在地】 西松浦郡有田町西部丁307
【電 話】 0955-42-4438
【交 通】 JR有田駅から車で5分
【駐車場】
【店休日】 年中無休
特 徴  井上萬二さんは一貫して白磁の美を追求しているロクロ成形の第一人者。厳しく磨いた白磁の技術が認められ、平成7年には「人間国宝」(国重要無形文化財)の栄誉に輝いています。壺、皿、花器といった大物から、香炉や茶碗などの小品まで、展示場にならんでいる作品には造形の美しさ、端正さ、清楚さがあり、やわらかい線が磁器に温かさを添え、見る人を引き込みます。近年では白釉と黄釉を掛け分けて、厳しい純白の地肌に温かみのある文様を表し、新たな境地を開いています。

作品写真
■今泉今右衛門窯 いまいずみいまえもんがま
代表者写真
展示場 有(窯元に隣接・販売可)
直売所 有(佐賀市松原1-2-5)
 今泉今右衛門さん
【所在地】 西松浦郡有田町赤絵町2-1-15
【電 話】 0955-42-3101
【交 通】 JR有田駅から車で3分
【駐車場】
【店休日】 第1日曜
特 徴  江戸時代から鍋島藩の御用品として厳格に守られてきた肥前磁器の代表的な様式「鍋島」。今右衛門窯はその「鍋島」の様式美を守り続ける名門窯です。色鍋島技術保存会は団体で、十三代今右衛門さんは個人で、それぞれ国の重要無形文化財として認定されています。十三代今右衛門さんは薄墨、吹墨の技法による新たな魅力を加え、伝統美と新鮮で品格ある美を融合。これまでの色鍋島にはなかった独自の世界を切り開きました。伝統美を守ると同時に新しい色絵磁器の魅力を追求し続けています。