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イメージ 有田茶碗祭り・茶碗供養
《場 所》
有田焼卸団地
(西松浦郡有田町赤坂 JR有田駅より車で約5分)
《日 時》
平成14年11月1日(金)〜11月5日(火)
《問合せ》
有田焼卸団地 電話0955-43-2288
(※詳細は各問合先へお問い合わせ下さい。)
 このお祭りは「新年は新しい茶碗で!」をキャッチフレーズに昭和58年から開催されているものです。私たちが毎日使っている茶碗に感謝し、偉業をなしとげた先人陶工たちの供養をするものです。会場となる有田焼卸団地では茶碗交換会などのイベントや、有田陶器市さながらの即売会が開催され、毎年約8万人の人出で賑わいます。ちょうど今年で茶碗祭りは20周年なのだとか!また同期間中には有田町内各地でもやきもの市や、やきものに関するイベントが開催されるのでこちらも見逃せません。
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 とにかくゲームや抽選会、オークションなど多彩なイベントが開催されるので楽しくお買い物ができる祭りです。「茶わん供養」では、欠けた茶碗、割れた茶碗を持ってくると、一人1個に限り新しい春茶碗と交換してもらえます。また欠けた茶碗はちゃんと供養してもらえるそうです。「磁器婚式プレゼント」も毎年人気で、結婚20周年の磁器婚式を迎えるご夫婦に、夫婦茶わんがプレゼントされます。ちなみに今年は昭和57年に結婚されたご夫婦が対象で、指輪等なにか証明するものをお持ち下さいとのことです。卸団地内の各ショップでは、特売品や見切り品などがお安く販売されるので有田焼を手に入れるチャンスです。
・詳しいイベント内容についてはこちら:有田焼卸団地 電話0955-43-2288

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phoot 有田焼とは、江戸時代以降に佐賀県西松浦郡有田町周辺で焼かれた磁器の総称です。江戸時代の初め頃、磁器の原料となる陶石が有田で発見され、国内ではじめて磁器の焼成が行われるようになりました。有田の磁器は17世紀後半から18世紀後半にかけて、国内はもとより海外へも多く出荷されその名を知られるようになります。しかし出荷を伊万里港より行っていたので「有田焼」ではなく「伊万里焼」と呼ばれていたのでした。現在では有田周辺で製造される磁器を有田焼と称し、多くのやきものファンに愛されています。
・陶磁器の歴史についてはこちら→

周辺やきものスポット
■夢の有田焼体験フェスタ
 11月2日・3日は有田町内で「夢の有田焼体験フェスタ」が開催されます。毎年家族で楽しめるイベントが催され、今年は町内の空き店舗を使った、ディスプレイコンテストなどが開催される予定です。
・夢の有田焼体験フェスタについてのお問合せはこちら:有田町商工観光課 電話0955-43-5068

■上有田う〜たん通り秋の窯まつり
 11月2日より11月4日までの3日間、上有田にある窯元が密集している地区「う〜たん通り」にて開催される秋祭り。各窯元では展示即売会や掘り出し市、ろくろ体験やお茶のおもてなし等、様々な企画が予定されています。茶わん祭り会場の有田焼卸団地より車で約6分程度。有田焼三昧の一日を楽しめますよ。
・上有田う〜たん通り秋の窯まつりについてのお問合せはこちら:「上有田う〜たん通り」元気の会 電話0955-42-4439

■柴田コレクションパート8 寄贈記念 THE LAST EXHIBITION 「華麗なる古伊万里の世界」
 有田茶わん祭り期間中、佐賀県立九州陶磁文化館では「柴田コレクションパート8(企画展)」が開催されています。(10月4日〜12月1日)。今回で最後となるこの展覧会。江戸初期から幕末までの華麗なる古伊万里の世界を1537点の作品にてご覧いただけます。
古伊万里ファンには見逃せない展覧会です。ぜひ足をお運び下さい。
・佐賀県立九州陶磁文化館についてはこちら→

※夢の有田焼体験フェスタと上有田う〜たん通り秋の窯まつりは、有田茶わん祭りと若干会期が違いますのでご注意下さい。