企画展 愛知県陶磁資料館の名品で語る 日本陶磁の5000年展
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<会期>平成16年7月17日(土)〜9月5日(日) |
愛知県陶磁資料館は、瀬戸・常滑といった古代から現在に至る大窯業地をひかえた日本最大の窯業県に、陶磁器に関する総合施設として、1978年(昭和53)年に開館しました。3,200点を超えるコレクションの特色は、常設展示において、縄文土器から現代陶芸までの作品を時代順に系統立てて紹介できるよう、また日本と世界の陶磁器の影響関係を概観できるよう収集していることです。
本展は、愛知県陶磁資料館の所蔵品の中から、縄文土器から現代に至る代表的作品95点を展示します。その内容を一言でいえば「陶磁器の教科書を写真や絵でなく実物で」日本陶磁5000年の歴史を紹介しようとする展覧会です。日本陶磁がどのような発展をしてきたか、現代の陶芸がどのような歴史の上に成り立っているかなどについて、時代順に系統立てて展示することにより、日本陶磁の魅力と奥深さを展観いたします。
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■展示構成
第1部 原始・古代・中世/第2部 近世(桃山・江戸)/第3部 近代・現代
■主な展示作品
・灰釉多口瓶 平安時代初期(重要文化財)
・灰釉芦鷺文三耳壷 平安時代末期(重要文化財)
・志野果樹文鉢 桃山時代 ほか |