平成16年度春季企画展
楽と永楽
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<会期>平成16年4月24日(土)〜6月28日(月) |
楽焼は今から約400年前、千利休が自らの茶の湯の理念によって長次郎に作らせたことに始まります。以来、手捏ねによる温かい作風が茶人を魅了し、侘び茶には欠くことのできないやきものとして、楽家を中心に作り続けられてきました。
一方の永楽家は土風炉(どぶろ)師として、千家の職方を務めていた西村家が、江戸時代後期の10代了全、11代保全の代に陶磁器の制作を始めたことに端を発します。以来、京焼を代表する陶家として、また、楽家と共に千家の道具を制作する職家として、各種中国陶磁器や仁清陶の写しなど多彩な作陶を繰り広げ、茶会に華を添える存在となっています。
本展では、この2つの茶陶を取り上げ、楽焼の一種である大樋焼と茶匠の手造りを含めて、館蔵品および近隣で所蔵される作品約60点を展観します。伝統に培われた茶趣溢れる作品の数々をご鑑賞ください。
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■会場 |
赤穂市立美術工芸館 田淵記念館 |
■住所 |
兵庫県赤穂市御崎314-10 |
■電話 |
0791-42-0520 |
■入館料 |
大人200円/小中学生100円
※5月5日(祝)は小中学生無料
※30人以上の団体は2割引、100人以上は4割引 |
■交 通 |
JR播州赤穂駅よりウエスト神姫バス、御崎経由保養センター行き、川口町東停留所下車すぐ
山陽自動車道赤穂ICから車で約20分 |
■開館時間 |
9:30〜17:00(入館受付は16:30まで) |
■休館日 |
毎週火曜日 但し5月4日(祝)開館、6日(木)休館 |
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