開館10周年記念プレ・イベント 問いのうつわ
第3期:工芸はどこへ行くのか? 〜昭和戦後期を中心に〜
問う人:沖和弘(高岡短期大学産業デザイン学科講師) |
<会期>平成15年11月15日(土)〜平成16年3月21日(日) |
2004年9月の新美術館開館10周年を前にしてのプレ・イベント。研究・制作・教育の各分野から迎えた「問う人」と美術館との討議を通じ、様々な角度から近代工芸の歴史を問い、また近代工芸において問われたことの歴史をたどる展覧会です。
いよいよ最終回となる今回のテーマは昭和戦後期。「工芸」という問題はいよいよ複雑な展開を示すことになります。「工芸」をめぐる考え方の違いが、日展の「工芸美術」、日本工芸会の「伝統工芸」、そして「クラフト」運動など、多数な動向を育んでいくことになるのです。1951年の旧美術館開館以来の半世紀を振り返りつつ、「工芸」の「未来」、そして理想をたずねます。
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