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染付柘榴花鳥文大瓶
(そめつけざくろかちょうもんおおびん) |
肥前・有田窯 Hizen, Arita ware
佐賀県 Saga prefecture
1670〜1700年代
口径6.1 高49.7 高台径17.8 最大径34.8
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輸出向けの大瓶であり、ガリポットと呼ぶ薬瓶といわれてきた。口部に凸帯をもち、胴部が球形を呈するこの器形はヨーロッパのガラス瓶にもみられる。胴部に丸窓を設け、なかに「L:G.」とアルファベットの銘を入れるが、意味は不明。この型式の瓶にはこのようにアルファベットを伴うものがみられる。丸窓のまわりは牡丹、柘榴に鳥を配した文様を描く。頸部には花文と草文を交互に描いている。高台内に目跡が4個残る。 |
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