※凡例
改行は原文に従っています。
旧字体や異字体の漢字は新字体に改めています。
変体仮名はひらがなに改めています。
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A |
土ニて如斯ものヲ
かずかず拵へ置て
いづれの竃の口も
是ニてふさぐ
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B |
焼物入るる口也
広さ凡
二尺四方
此穴二寸余
但し二ツ三ツ定メあり
竃へ焼物ヲ入れ夫ヨリ
大束の焼木ヲ積ミ
能々も之付て後
口をふさぐなり
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C |
焼焦てもゆる故此穴へ
串ヲさして蓋ヲとりて
のそき見る所
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D |
此口より小わりの薪を廻して
打込ムなり是ハ奥深く
打こむ事故ニ不手練の
者投込ムト焼もの二当りて
損る事あり其上火燃
付までわろし
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E |
薪を投入る所
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