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製作道具  ここでは、「染付有田職人尽し絵図大皿」をつかって製作工程を追いながら、やきものの製作道具をご紹介します。写真の道具はむかしのものですが、今でも使われているものもあります。
染付有田職人尽し絵図大皿は江戸後期に製作されたもので、佐賀県指定重要文化財でもあります。やきものづくりに携わっている各工程の職人たちの様子がいきいきと描かれています。
製作道具 イメージ

イメージ 1.採石
陶石場であった泉山が描かれています。
【採石に使用する道具→】

イメージ 2.成土
採掘された陶石が唐臼によって粉砕されています。職人が「いにゃあてぼ」を使って陶石を運搬しています。
イメージ 細かく粉砕された陶石を粘土にしています。
【成土に使用する道具→】

イメージ 3.成形
右上の職人はろくろ成形。左の職人は削りを行っています。下の職人は土を練っています。
【成形に使用する道具→】

イメージ 4.下絵付け
絵付けに使用する絵具を石臼で細かくすっています。
【下絵付けに使用する道具→】
 

イメージ 5.施釉
中央の女性が下絵付けの終わった製品に釉薬をかけています。右手奥の男性は乾かすために製品を並べています。
【施釉に使用する道具→】

イメージ 6.本焼き
登り窯で本焼きを行っています。薪をくべている職人もいます。
【本焼きに使用する道具→】

イメージ 7.上絵付け
職人が上絵付けを施しています。
【上絵付けに使用する道具→】

イメージ 8.上絵付け焼成
上絵を定着させるために比較的温度を低くして焼成します。
【上絵焼成に使用する道具→】

イメージ 9.検品・出荷
右手には出来上がった製品を運びこむ人がいます。建物の中では製品のチェックを行っています。
【検品・出荷に使用する道具→】
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