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名品図録

柿右衛門
  sk-019



撮影:藤本健八
柿右衛門 染付紫陽花文角鉢
(かきえもん そめつけあじさいもんかくばち)
18世紀後期〜19世紀前期
高さ2.6 縦22.9 横22.6
 紫陽花を描いた絵模様は鍋島系に多く見られますが、柿右衛門には珍しいものです。対角線構図で左下から右上部に向かって、細密な染付を試み、右上は空間を残して、その下方に小枝を描いています。四方の縁の部分は細かい線書で、蒔絵風に糸唐草の地紋を施しています。裏面の下部に「酒柿」の銘が染付で残っていますが、江戸後期の柿右衛門陶房作。
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