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名品図録

古伊万里
  i-011




撮影:藤本健八
伊万里 色絵荒磯文鉢 (赤地)
(いまり いろえあらいそもんばち)
17世紀末〜18世紀初期
口径24.5 高さ7.5 高台径11.8
 古伊万里型物の代表的な作品です。型物は中国の古赤絵や金襴手の影響を受けて、大名や裕福な町人階級向けに造られました。見込に染付で波涛に跳ねる魚を描いていますが、これを「荒磯文」と言っています。周囲は菊唐草を四方割の窓絵の中に収め、その間も細かく金襴手の上絵を施しています。古伊万里愛好者は「染錦型物」「兜鉢」などと愛称を付けています。江戸中期。
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