■彩りの暮らし■
―飯田深雪によるおもてなしのこころ―
 総合案内所前に、大々的にセットされたこの空間。テーブルコーディネーターの第一人者であり、料理研究家としてもご活躍されている、飯田深雪さんのテーブルセッテッィングとアートフラワーの共演です。白とブルーを基調に、黄色い花がアクセントとなって、爽やかな空間を作り出していました。広い空間にディスプレイされていたので、テーブルの傍まで近寄れなかったのがちょっと残念でした。


ギリシャ神殿のようなセットをバックにしたディスプレイ

―人・花・心〜彩りのくらし〜―
 「人・花・心」をテーマに、MOA美術館がテーブルウェアを提案するコーナー。他のコーナーとはちょっと違う点は、不要品をリサイクルさせて身近にある花を飾って生活を楽しもうというコンセプト。展示品はどれもかわいらしく、いったいどれがリサイクルの物なのか一目ではわかりません。リサイクルされていたのは、空き缶・牛乳パック・ラップの芯など、どこの家庭にもある物ばかり。これに和紙や千代紙、組み紐などをアレンジすれば、立派な花器になるのです。先生の指導で、この花器に上手に花をいける教室も開催され、たくさんの人が体験されていました。高価な器や小物がなくても、ちょっとした工夫でテーブルが彩り豊かになるのを教えてもらいました。


どれがリサイクル品だか分かりますか?子供さんと一緒につくってみるのも楽しそう

先生のレッスンにみなさん夢中。お家でも挑戦してみよう!