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柴田夫妻コレクションとは 

 江戸時代の有田焼、いわゆる古伊万里の世界有数のコレクションとして知られる「柴田夫妻コレクション」。平成2年から平成14年にかけて、柴田明彦・祐子夫妻によって収集、佐賀県立九州陶磁文化館へ寄贈されてきたコレクションです。その数は10311点にも及び、9回の展覧会が開催されています。その膨大な数はもとより、技法・文様・時代などの変遷を網羅した、体系化されたコレクションとして他に類をみない資料価値の高いものです。平成5年には九州陶磁文化館に、柴田夫妻コレクションの常設展示室が設置され、毎年展示替えを行いながら、約1000点の作品が常時公開されています。
これまでの企画展紹介 
寄贈記念
柴田コレクションパート1
−初期伊万里から柿右衛門へ−
(平成2年度開催)
寄贈記念
柴田コレクションパート2
−七寸皿で知る有田の歴史−
(平成3年度開催)
寄贈記念
柴田コレクションパート3
−茶道具と初期色絵−
(平成5年度開催)
世界炎の博覧会記念イベント
柴田コレクションパート4
−古伊万里様式の成立と展開−
(平成7年度開催)
寄贈記念
柴田コレクションパート5
−延宝様式の成立と展開−
(平成9年度開催)
寄贈記念
柴田コレクションパート6
−江戸の技術と装飾技法−
(平成10年度開催)
寄贈記念
柴田コレクションパート7
−17世紀、有田磁器の真髄−
(平成13年度開催)
寄贈記念
柴田コレクションパート8
−華麗なる古伊万里の世界−
(平成14年度開催)
新収蔵品展
『柴田コレクション展』
(平成15年度開催)
※上記は写真は「柴田コレクション総目録」
資料協力:佐賀県立九州陶磁文化館

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